私たちの育てる魚
戸川渓谷の豊かな自然と水源に恵まれて育った魚は、天然魚に近い美味しい魚に育ちます。
冬には0℃近くまで下がり、一年を通じて水温が大きく変化する川の水を使うことで、上質な身になります。
季節の変化を感じて育った魚は、健康で美味しい魚に成長します。
やまめ(山女)
やまめは「清流の女王」と呼ばれ、美しいパーマークが特徴です。
骨は柔らかかく、塩焼きにしても頭から骨までお召し上がりいただけます。
地元の旅館やホテルでは、塩焼きや干物などで提供され、お客様に大変喜ばれています。
黄金やまめ |
黄金やまめは、現在は忍沢養殖場のみの取り扱い魚。パーマークもしっかりとあり、まさに、黄金色のやまめです。養殖は大変難しく、通常のヤマメの1割以下しか育ちません。身はふっくらとやわらかい、見た目も美しいやまめです。 |
---|---|
新聞に掲載されました |
増穂町の(有)忍沢養殖場(秋山冨一社長)では、「黄金アマゴ」の品種改良で、年間を通して安定出荷が軌道に乗っている。 |
黄金いくら |
ヤマメの卵は黄金色をしています。紅葉はじまる10月下旬に採卵を行います。 |
---|
絶品︕やまめの干物 |
川沿いで天日干しされたやまめは、程よい塩加減で味付けしてあります。塩焼きよりも小さなやまめを干物にする事により、頭から骨まで美味しくお召し上がりいただけます。 |
---|
いわな(岩魚)
清流の王様、いわな(岩魚)。肉厚の身は、塩焼きなどで美味しくお召し上がりいただけます。
サツキマス
サツキマスとは、かつて富士川で漁獲されていた魚です。ヤマメ(アマゴ)の中には、サケと同じようにそのまま川に滞在する魚と、海に下る魚がいます。海に下り、海で大きく育ったのち再び川を遡上してくるもの、それがサツキマスです。
近年、「再び富士川にサツキマスをよびもどそう︕︕」という活動が地元の方々を中心に平成22年秋より継続的に取り組まれております。
現在は、実際に富士川下流でのサツキマスの遡上も確認されはじめました。
いつの日か、富士川にかつてのようなサツキマスが復活する事を願い、忍沢養殖場も取り組んております。
山梨とサツキマス |
平成22年より、昔のように「いつの日か、富士川に再びサツキマスを︕︕」と願う方々の取り組みにより、富士川へ放流を行っています。放流の魚は、“あぶらびれ”をカットし、その後どのような生息をしているか調査しています。実際に、富士川下流域で大きく成長したサツキマスの生息が確認されました。 |
---|